1974年東宝系映画。主演丹波哲郎。
公害や異常気象が次々起こりノストラダムスの予言を準えるように破滅へ向かう世界を舞台に描かれたパニック映画(?)。作中、奇形児の死産処理、開発大臣の発狂、原住民が人肉を食う、腐敗した人体から肉が剥げる等々、当時としても過激な、現在の放送倫理では間違いなく制作不可能な内容。
もちろん今は映像ソフト化、TV放映、劇場公開の全てが不可能な文字通りの幻の作品になっている。
当時公開から一週間で人肉喰い等がカットされた経過も。文部省推奨だったそうです。(AYATOさん)
ニューギニア奥地で調査員が死の灰で侵された原住民に襲われて食べられるシーンと核戦争後に生残った変り果てた人類らしき生物登場のシーンが原爆被害者団体や原水爆禁止団体などより抗議され、完全版の上映は困難になる。
東宝は新聞で謝罪広告も掲載した。

「封印作品の謎」でもネタにされた映画です。
現実の1999年には何も起きなかったですね。
(画像提供 最強隊長さん)

海賊版DVDより。


若者が狂っていきます。

これが問題になった人食い原住民。その1

その2

一番ヤバかったのがこの被爆した子ども。

ミミズ食べている被爆した子ども。
(画像提供 かまいたちさん)


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