THE X-FILES

1st~3rdシーズンがテレビ朝日で1995~1997年水曜夜8時から放送されたが、
日本の放送倫理から欠番扱いされた話があった。
当時テレビ朝日のウェブサイトで、放送しないことに関するお詫びが一応あった
(と思う…自分の記憶では)。

1st
「ローランド」
知的障害者の弟が、殺害されて脳だけが冷凍保存されている科学者の兄に
操られて復讐を行い、最後には逮捕されてしまう。

2nd
「サーカス」
住人全員がフリークスの町が舞台。
「自然界において突然変異は必然だ」という前向きすぎるセリフがある。
オチも具体的描写はないが、犯人(シャム双生児の片割れ)を食べてしまう。

「カニバル」
町ぐるみで食人を行う町が舞台。具体的な食人描写があるわけではない。

3rd
「歩兵」
両手両足が無い兵士が登場する。

「二世」「731」
2話連続のストーリー。大穴の前に一列に並ばせて機銃掃射をしかけ、倒れたらそのまま穴の中という、
戦争時の大量虐殺を思わせるシーンがある。
あと、731部隊での実験結果と引き換えに戦犯になるのを逃れ、アメリカに保護された
科学者が登場する。

※「サーカス」はアメリカの倫理でも放送禁止級の代物だが、
モーテルの主人(ツインピークスでリトル・パーソン役を演じたマイケル・アンダーソン)とモルダーに
障害者・社会に関する道徳的な会話をさせることでアメリカではかろうじて放送可能になった。
当然、脚本段階で計算済み…という裏話があったらしい。

※2ndの「歪み」はなぜか3rdで放送。特にこれといった理由はなかった。

なお、スカイパーフェクTVでTHE X-FILESが放送された時、
これらのストーリーはバッチリ放送されているみたいです。
(色鉛筆さん)

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