紅白歌合戦(1984年) 鈴木アナの「私に一分間時間を下さい」事件!都はるみを説得しようとするが、既にアンコールのイントロは流れていた。

都はるみ
人気絶頂のなか「普通のおばさんになりたい」と突然の歌手引退を宣言。年末の紅白歌合戦の夫婦坂一曲を最後に引退を決めていた。そして、夫婦坂の歌唱が終わり、会場からの拍手と歓声「アンコール…」の声援が鳴りわたった。

鈴木健司アナ
皆さん、皆さん、ご静粛に願います。皆さん、ご静粛に願います、私の話を聞いてください! はるみさんのために拍手と涙をありがとうございました。全国の家庭でもおそらくこういう光景があろうかと思います。その拍手と涙は、はるみさんのアンコールを期待してる声だと私は理解いたします。(会場からの拍手)しかしです皆さん、皆さん。私どもは一度そのことをはるみさんにお願いしました。しかし、はるみさんは今の「夫婦坂」で燃え尽きたいとそう仰って、全てを拒否なさいました。練習もしてません。キーも合わせてありません。ということはプロ歌手としては歌わないということです。しかしです、『私に1分間時間をください!』 今、交渉してみます。(再び会場から拍手)交渉してみます、ちょっと待ってください! (鈴木が都に駆け寄る)はるみさん、はるみさん、あなたが燃え尽きたのはよく分かる。ね。だけどもこういう状態です。1曲歌う気力がありますか? 1曲歌う気力がありますか?? (都の了承が得られないまま、「好きになった人」の演奏が始まる)お願いします、お願いします。いい、如何ですか? (都が泣きながら「はい」と返事をする)歌います。お待たせしました! これが都はるみさんの最後の曲です。皆さんどうぞ一緒に歌ってあげてください。練習も何もしてない、その点どうぞご容赦願います。お許しください、どうぞ! さあ、はるみちゃんいこう!
(「好きになった人」の1番が始まる)
鈴木の行為は当時司会の逸脱が過ぎるとの批判も受けたが、この「私に1分間時間をください」は当時の流行語となり、後に放送史に残る名文句の一つとなった。wikipedia情報

生方恵一アナ
都はるみがアンコール曲「好きになった人」を熱唱した後、総合司会の生方恵一アナが「もっともっとたくさんの拍手を美空」と言い間違えた

楽天ブックス
¥1,002 (2025/11/23 19:46時点 | 楽天市場調べ)

👉 商品検索はこちらから

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次