『奇跡の詩人』(2004.4.28)
誕生直後に重度の脳障害を負ってしまった少年が「ドーマン法」と言う一種のリハビリを経た結果天才的な能力を獲得。詩集や本を多数出版して世の人々に自分のメッセージを伝えている…と言う内容だったのだが、その内容に多くの視聴者から疑問の声が寄せられた。
それはその少年の「執筆」の様子が不審だったからだ。
少年の「執筆」は母親の協力のもと行われる。母親が持った50音や数字が書かれた文字盤(こっくりさんで使うような奴だと思って下さい)を少年が手で一字一字指して文章を紡いでゆくと言うものなのだが、その文字盤を指す少年の手に添えられた母親の手が誘導している様に見えるのである。
有り体に言えば「少年ではなく母親が文章を紡いでいる」様にしか見えないのだ。
またその「執筆」だけではなく、「ドーマン法」自体が現在の医学的見地から疑問視されている事などが後に指摘され、この番組は当時かなり物議を醸した。
①NHKスペシャル「奇跡の詩人」 ~日木流奈くんについて~
http://hp1.cyberstation.ne.jp/negi/DEMO/topic/t019.htm
②NHKスペシャル『奇跡の詩人』画像引用(動画あり)
http://kisekinoshijin.web.infoseek.co.jp/eizou.html
(SIGMAさん)
2ちゃんねるを中心に“疑惑騒動”が盛り上がり、NHKは検証番組を放送しましたが、抗議活動をしている人たちには到底納得のいかない内容でしたね。
(yukiさん)



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