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スーパーワイド(1992.10.5~1996.5.31) |
坂本堤弁護士一家失踪事件の発端となった、坂本堤弁護士のインタビューした模様のビデオテープを、オウム真理教幹部に放送直前に見せていた問題が発覚したことで、TBSに社会的な批判が高まったことなどから、TBSがワイドショーから完全撤退を宣言。
そのため同番組は急遽、1996年5月31日に番組終了となった。 |
不祥事が原因で電波停止! スーパーワイドの打切りに続いて、TBSは坂本弁護士ビデオ問題などへのおわびとして、1996.5.20~5.24までの5日間「ニュース23」第二部以降の深夜番組を全て休止した。
深夜とはいえ、不祥事が原因で放送局が電波を止めるのは放送史上初めての事である。休止時間は約15時間に及んだ。
この放送自粛は、郵政省による「厳重注意」処分と、番組制作体制の見直しや今回の問題に対する視聴者への対応措置の明確化などを求めた行政指導を受けてとられたもので、砂原社長は、
「放送を自粛すると多くの人に迷惑をかけるが、我々も血を流して目に見える形でおわびすべきだと考えた」
と述べた。
また「郵政省や政治家の自粛要求に屈したのでは」との指摘には、あくまでも自主的な判断を強調し、「圧力」を否定した。
(放送中止事件50年より) |
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